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「紫外線による日焼け」のメカニズム

日焼けのメカニズムを知らずして、日焼け止めをすべからず

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何事も基礎が大事です。ここでは基礎のひとつ、日焼けのメカニズムについてご案内します。

日焼けのメカニズムについて知るには、肌について知る必要があります。もうご存知かもしれませんが、念のため読んでみてくださいね。

いろいろと専門用語が出てきますが、それを理解することで、イメージがわきます。禁煙セラピーでもイメージが大事なように、日焼けをしないようにすることついてもイメージが重要です。

日焼けってそもそも何なの?

そもそも、日焼けとはいったいなんでしょうか?
⇒太陽の光による火傷(ヤケド/日光皮膚炎)のことです。

では、皮膚のどの部分が火傷するのでしょうか?
⇒「表皮」と言われる部分です。

つまり、日焼けとは、表皮が日光によって火傷した状態なのです。

「表皮」についてご理解いただくために、「皮膚の構造」についてお伝えしますね。

皮膚は、「表皮」と「真皮(しんぴ)」、そして「皮下組織」で構成されています。皮膚の表面から深部に向かって「表皮」⇒「真皮」⇒「皮下組織」の順に並んでいます。一番表面にあるのが表皮。つまり、まず真っ先に太陽の光を浴びるのが表皮ということです。

皮膚はこうして入れ替わる

この表皮について、もう少し説明いたします。

表皮は、4つの層でできています。その4つとは、「角質層」、「顆粒層」、「有蕀層」、「基底層」です。表面から、「角質層」⇒「顆粒層」⇒「有蕀層」⇒「基底層」の順に並んでいます。

一番下にあるのが「基底層」です。皮膚は、この「基底層」で作られています。

そして有名なターンオーバー。「基底層」でできた皮膚が、「基底層」⇒「有蕀層」⇒「顆粒層」⇒「角質層」の順に上がっていくことをターンオーバーといいます。

正常なターンオーバーは28日周期で行われます。今、あなたが見ている皮膚は、28日前に基底層でできたものなのです。

基底層では毎日皮膚が作られています。また、毎日、古い皮膚は剥がれ落ちていきます。

あなたは紫外線から守られている

紫外線は細胞を壊してしまうほどのエネルギーを持っています。

洗濯物や布団の天日干しは紫外線の多い10~14時に行うと効果的であると言われています。なぜなら、紫外線は菌などの生物であれば、殺してしまうほどのパワーがあるからです。レイコップやファブリーズなどの作用よりもはるかに強力です。

これほど強力な紫外線から、あなたを守ってくれているのが、表皮です。

一度日に焼けた表皮は、その後に日の光を浴びても大丈夫なように、紫外線を吸収しやすくなっています。こうすることで紫外線が皮膚の奥まで入り込み、細胞を壊す事を防いでいるのです。「日焼けは避けたい」という思いとは裏腹に、実は、日焼けをした状態の表皮は、あなたの身体を紫外線から守っているのです。

紫外線の種類と肌への影響

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紫外線は3種類ありますが、「日焼け」に影響があるのは、紫外線A波(UVA)と紫外線B波(UVB)です。

・紫外線B波(UVB)はガラスで遮ることができる
紫外線A波(UVA)はガラスを通り抜ける

という特徴があります。

これを聞くと、どことなく、「特に注意すべきは、紫外線A波(UVA)なのかな・・・?」と思いますよね。確かに、威力については、そのとおりです。ただ、日焼けをしたくないなら、2つともにキチンと対応する必要があります。キチンと対応するには、それらについてしっかりとした知識を持つ必要があります。

それでは、1つずつ説明していきますね。

UVBを浴びるとどうなる?

まず、ガラスで遮ることができる紫外線B波(UVB)を浴びるとどうなるのでしょうか?
肌が真っ赤になってヒリヒリしたり、水膨れになったりする「サンバーン(皮膚がヤケド)」の状態になります。

日焼けで肌が赤くなってしまう人は、メラノサイトの反応が少し遅いため、このような状態になります。

ちなみに、紫外線B波(UVB)を防止する効果を示すのが、SPF(サン・プロテクション・ファクター/Sun Protection Factor)です。

UVAを浴びるとどうなる?

次に、ガラスを通り抜ける紫外線A波(UVA)を浴びるとどうなるでしょうか?
これはシミやしわ、タルミの原因になります。

まず、紫外線A波は、「サンタン」という肌が黒くなった状態にします。
これがシミの原因となります。

次に、網の目のように張り巡らされた「コラーゲン」の繊維を変化させてしまいます。
コラーゲンは、表皮を通り抜けて真皮にあるのですが、紫外線がここまで入り込むと、肌の弾力を支えている線維細胞を直撃して、ゴムが伸びきったように変化させてしてしまうのです。

この作用が、しわやタルミの原因となります。

この恐ろしい紫外線A波(UVA)を防止する効果を示すのが、PA(プロテクション・グレイドオブUVA/Protection Grade of UVA)です。
思わずPA値が高い日焼け止めを選びたくなりますよね。

日焼けで色が黒くなる理由とは?

表皮は、表面から「角質層」⇒「顆粒層」⇒「有蕀層」⇒「基底層」という層で構成されています。一番表面にある「角質層」は、紫外線を反射して、体内に入り込む量を少なくしようと頑張ります。

その「角質層」をくぐり抜けて内部に入ってきた紫外線UVAが、表皮の最下層の「基底層」にある「メラノサイト」に届くと、メラノサイトが活動を始めて「チロシナーゼ活性酵素」を作り出します。

この「チロシナーゼ活性酵素」が「チロシン」と合わさり、肌の色や髪の色を決める「メラニン色素」となります。「メラニン色素」の色は、黒~褐色です。この反応は紫外線を浴びてから、およそ12~24時間後に起こります。

「メラニン色素」は、日数を掛けて増え、ターンオーバーの作用で徐々に表皮表面の「角質層」に上がります。色が黒~褐色の「メラニン色素」が上がってくるため、2~7日後に肌が黒くなります。

これは、肌を黒くすることによって、有害な紫外線からガードしようとする身体の正常な働きなのです。

紫外線に強い人、弱い人がいる?

身体は、メラニン色素を作り、肌を黒くすることで、紫外線から守ることはわかりました。
ただ、メラニン色素ができるには、12~24時間かかってしまいます。

「その間、紫外線を浴びてしまっているのは、とてもマズイのではないでしょうか?ノーガードの状態、無防備の状態なのでは?」と思われた方もいると思います。

もちろん、身体は、紫外線に対して無防備な状態にならないために、スグにある物質を作ります。それは「メラニン前駆体」です。紫外線を浴びると、即対応して、「メラニン前駆体」ができ、紫外線から身体を防御してくれます。この色も黒~褐色です。

この反応が早い人は、紫外線に強いようですが、反応が早くない人は、紫外線の影響を受けてしまうことになります。

メラニンとターンオーバー

紫外線を浴びることで生成される「メラニン色素」と「メラニン前駆体」。どちらの色も黒~褐色です。

一度できたこれらの物質は、皮膚のターンオーバー(新陳代謝)により、メラニンは自然と表皮へ押し出されます。押し出されたメラニンは、やがて角質となって肌から剥がれ落ちてしまいます。

ただし、ターンオーバーが正常に働かないと、皮膚の中に沈着してしまいます。どちらの色も黒~褐色ですから、肌の色が次第に黒く、濃くなっていってしまいます。ですからターンオーバーが正常に機能するような生活習慣が大事、と言われるのです。

紫外線を浴びなければ、メラノサイトが「メラニン色素」の作成されませんので、やはり、紫外線を浴びないことが重要になりますね。

まとめ

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日焼けのメカニズムを理解できるとわかることは、結局、いかに紫外線を浴びないようにするのかということがポイントだということです。

紫外線を浴びてメラニン色素ができ肌の色が黒くなるのは、健康な身体のメカニズムです。でも、その後の肌への影響を考えると、紫外線を浴びないでいることが、最も重要なことです。また、紫外線を浴びてしまっても、ターンオーバーが正常に働くような生活をしていれば、元の肌になりますので、正しい生活習慣も大切です。

いかがでしたでしょうか?日焼けにはこのようなメカニズムがあるのです。このような基礎を知ると、何が大切なのかが見えてきますよね。
あなたは、今日から何に気を付けていきますか?

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